施設での利用者の現金等を預る際の管理上のさまざまな悩みや疑問について、Q&A方式でわかりやすく書かれてあります。職員の方だけでなく、施設に管理を依頼するご本人やご家族の方々にも参考になる1冊です。
代表の赤松實弁護士が編集委員として執筆しております。 |
社会の中におけるどのような活動、サービス、支援も関係するルールに則っておこなわれているという安心感、信頼感こそが最も重要である。
これを実現するためには私たち一人ひとりが普段の生活の中で、世間の風向きに流されない、組織の風潮に惑わされない、周囲の人間関係に左右されないで適切な選択や判断をしていくことを心掛け、コンプライアンスをその道具としてこれを活用していくこと、その延長上で公正さとか透明性を大事にし、人権や権利擁護を判断基準の中に入れていくこと、これを社会における最も重要な価値基準として位置付けていくこと、これが日本流の最終的な活用方法ではないかと考えている。(あとがきより抜粋)
前理事長の荒中弁護士と副理事長の小湊純一社会福祉士が執筆しております。 |