エール震災支援チーム

「エール震災支援チーム」

 「エール震災支援チーム」は、
 「エール震災支援金」同様、
 「宮城県の高齢者・障がい児者の権利を守る」という
  本来事業に
吸収し、かつ継続させていただきます。








 平成23年3月29日、エールの予定していたケース会議を急遽「臨時拡大理事会」として普段からエールの活動にご協力いただいている弁護士有志にも参加していただき、震災のあった宮城県において「いま、エールに出来ること」を話合った。
 その時生まれたのが「エール震災支援チーム」である。
 「エール震災支援チーム」は、全国の皆さんから頂戴した「エール震災支援金」を有効に活用しながら、震災にあわれた宮城県の高齢者・障がい児者
の権利擁護のために、ある時は現場に赴き、相談に耳を傾け、行政・法律・医療・福祉との調整を行い、支援してゆくこととなった。


石巻市

震災翌日より三陸方面の地域包括支援センターなど
事業所を回り、職員の安否確認をしていた
当エールの小湊副理事長の巡回に、
大橋理事長始め理事が同行させてもらった。
自宅崩壊・自家用車は流される、
職員地震が不明、事務所が崩壊、利用者情報も
流されてしまったという事業所もあった。
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東松島市

県外からの専門職ボランティア(社会福祉士・ケアマネージャー等)
と現地の担当職員がチームを作り、要介護高齢者の
安否確認を始めていた。
職員も、ボランティアも避難所にて、入浴も食事も
きちんと確保できない状態の中での支援活動を展開していた。
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南三陸町

災害のあった地域には、多くのボランティアが入っていた。
関西・新潟からのボランティアは多く、
すでに災害を経験している地域からの応援の多さに驚いた。
南三陸町のベイサイドアリーナの災害支援本部には、
福祉の専門職ボランティアが参加していた。
しかし、ボランティアが食事をしたり会議をしたりできるスペースは
確保がこんな為・・・・・・・

「エール支援金」よりテント・テーブル・イス・ライトなどを
搬入し、野外に設営し利用してもらった。
ボランティアの方々には喜んでもらえたようだ。
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